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創作小説をまったりと更新予定。BL中心のため苦手な方の閲覧はご遠慮ください。
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どうも、ごぶさたしております。
他ごとにかまけて、なかなかこちらを進めることができませんでした;

先日ハワイへ行ってきたのですが、その時無性に書きたくなって
ホテルのベッドの中でモリモリ書いてました~

半分眠った頭で書いていた&久々だったので
二人のキャラが変わってても見逃してくださいね←

それでは、少しでもお楽しみいただけましたら嬉しいです♪



☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―




時計の秒針が時を刻む。
 

「もー! 今日は駄目だ! 調子でない!!」
 

夜も更けた部屋で、パソコンの画面に向かっていた蒼はついに音を上げた。
そのまま布団にダイブすると、枕元に置いてあった本を手にする。
 
ここ数日間、思うように筆が進まない。
すぐに投げ出してしまうのは良くないと思いながらも、ブログに上げられないまますでに一カ月が経とうとしていた。
 

「橘さんの本、あと一回読んだらちゃんとやろう」
 

新刊を読み返すのも三回目。
しかし読むたびに新しい発見があるため、いつも5回は読み返す。
 
(あぁ、こんな話が書けるようになればいいのに)
 
そう思いながら、読書に時間に切り替えた蒼は至福の時を味わうのだった。
 



 
「うーん……」
 

昼下がりのコンビニ。
レジ当番の蒼は来店客を待ちながら、いまだに進まない小説に頭を悩ませていた。
 

ピンポーン
 

「いらっしゃいませー」
 

来店音に顔を上げると、そこには久々に顔を見るオレンジジュースの彼がいた。
 

「あ、こんにちは」
「どうも」
 

そのままいつものように、オレンジジュースを5パック手にしてレジへやってきた。
 

「今日は仕事が思うように進まなくてね。息抜きに出てきたんだ」
「そうなんですか? あ!そういえばご自宅でできる仕事って……」
「話してなかったっけ? 文章を書く仕事をしてるんだよ」
「え!! 物書きさんですか?! あーすいません」

 
驚いて顔を上げた蒼は、思わず大きな声で反応してしまった。
 

「あはは! いいよいいよ、気にしないで」
「僕も趣味で文章書くんですけど、進まないときって本当に進まないですよね。今ちょうど悩んでますよ」
「あれ、そうなんだ。 同じだね。 お互い頑張ろう!」
 

オレンジジュースの彼はそう言って、会計を済ますと出口に向かった。
 

「ありがとうございましたー」


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