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創作小説をまったりと更新予定。BL中心のため苦手な方の閲覧はご遠慮ください。
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3話目です。

成り行きで書いているのでこの先どうなっていくのか、
うまくつじつまが合うのかビクビクしながら書いてるのですが。
…今のところ大丈夫でしょうか?

それでは今回も中途半端ではありますが、
お楽しみいただければ幸いです♪



☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―




今日は橘さんの新刊発売日だった!
帰りに本屋寄って、帰ってからこの前の続き書いて、その後メールチェックして……
それからゆっくり読もっと。


「あ、いらっしゃいませー」


商品の陳列をしながら大好きな作家「橘 龍介」の新刊のことを考えていると、お客を知らせる来店音が聞こえてきた。
住宅街の昼下がりのコンビニ。
こんな時間にはお客がほとんど来ず、品物の補充と清掃がもっぱらの仕事だ。


「あのーすいません」
「え? あ、はい。どうされました?」


屈んで商品を並べていた蒼は、先ほど来店した客が自分の横に立っていることに気づかなかった。


「あそこの棚のオレンジジュースって、もうないですか?」


指でさされた方を見ると、たしかにオレンジジュースが一つもなくなっている。
そして話しかけてきた男の顔を見上げると、オレンジジュースの彼で……


「いつもあのジュース買っていきますよね」


気づくと口からポロっとこぼれていた。


「あ! やっぱり覚えられてましたか。そりゃそうですよね。週に何回か来て、しかもいつも同じもの買っていけば」
「あ、はい。曜日時間に関係なくいらっしゃって、オレンジジュースを買っていかれるから、何してる方なんだろうって気になって」


(あー何言ってんだ俺……)


こんな時は考えなしに口からスラスラ出てしまう自分の言葉が恨めしい。


「そうだったんですか。自宅で個人作業の仕事だから、わりと自分の自由にできるだけですよ。聞いてくれれば応えたのに」
「いえ。そう言われても、いきなりコンビニ店員にそんなこと聞かれたら引かないですか?」
「そりゃそうか! 何にせよ、あのオレンジジュース飲みながらだと仕事が進むんですよ。それでいつもまとめ買いしてしまって」
「そうだったんですか。オレンジジュースの在庫ありますから、補充しますね」
「ありがとう」


そう言って裏に下がると、オレンジジュースを引っ張り出していた蒼の頭にはさらなる疑問がぐるぐると渦巻いてきた。


(個人作業でしかも自宅でできるってことは、デザイナーか? それかネットトレーダーとか? 結構余裕そうだから、成功してるってことだよな。まさか小説家……なわけないか)





「ありがとうございましたー」


オレンジジュースの彼を見送ったあと、商品の補充作業に戻った蒼はふと肝心なことを忘れていることに気付いた。


「あ、名前聞いてないや……」


ま、また来た時に聞けばいっか。
そうやって思考を打ち切ると、今日発売の小説のことを思い出して再びホクホクしながら陳列作業を再開した。


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