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創作小説をまったりと更新予定。BL中心のため苦手な方の閲覧はご遠慮ください。
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こんばんは。
先週の予告通り更新できました!
よかった……

さて29話、さっそくどうぞ~


―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆



お互い予定を確認し合ったこともあり、8月9月は立花がコンビニへ顔を出してオレンジジュースを買い、また執筆に詰まった蒼が立花に電話をするという日々が続いた。


「いらっしゃいませ! あ、そーすけさん! こんにちは」
「やぁ、またオレンジジュースを買いに来たよ」

立花と蒼の仲の良さはコンビニ内でも知れ渡り、商品を並べていた先輩がレジにいた蒼と交替してくれた。

「もうすぐドラマが始まりますね」
「あぁ、取材も今がピークかな。もう一息と思って頑張ってるよ」
「そうですよね。最近ドラマの記事を見ると、そーすけさんのインタビューをよく見かけますから。そうそう、お祝い楽しみにしていてくださいね!」

でも今は秘密です、と蒼は楽しそうに笑った。

「うん、すごく楽しみにしてるよ。ところで、いつにしようか?」
「そうですね。せっかくだから、第一話が終わった後がいいです。感想も話せるし。たしか金曜日放送でしたよね?」

金曜9時の推理枠で放送されるはずだったと思いながらそう言うと、「そうそう」と頷きながら立花は嬉しそうに微笑んだ。

「うん、10月第1週の金曜日からだよ。じゃあ次の日はどうかな? 土曜日だし、学校はお休みだよね? アルバイトも休み?」
「10月の土曜日は……そうですね、ゼミもまだ本格的に始まってないですし、大丈夫だと思いますよ。アルバイトも入れずに、一日空けておきますね! あ……でも夕食からの計画だった」
「じゃあ昼間はドライブでもして、夕食からは蒼くんプロデュースにしようか。せっかく一日予定が空けられるなら、ゆっくりしたいしね」
「いいんですか!? その日は立花さんを労おうと思ってたんですけど……」

少し悩んだ様子の蒼に、立花はとんでもないと首をふった。

「昼はいつも通りでいいよ! 夜を楽しみにしてるから。それに、俺は蒼くんと長くいられるだけで疲れがとれるし」
「そんな! いつも僕の文章読んでもらうばっかりで……僕の方こそ、そーすけさんにはいつも助けられてますよ!」
「まーじゃあ、お互い昼間から会うことに問題はないということでいいかな? 時間はまたメールで」
「はい! 楽しみにしてますね! あ、もちろんドラマも!」

とりあえずの日程を決めた二人は、あまり長くなってはいけないと話を切り上げた。
立花がオレンジジュースを買ってコンビニから出ていくのを見送ると、蒼は品出しの仕事を始めた。
 

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